安売りの限界
以前「値下げはダメ」という話をしました。
まだ読んでない方は下記をどうぞ。
今日の東洋経済オンラインでこんな記事が出来ていました。
非常に参考になる記事です。
アメリカのアパレルのことでしょ?と思わず、自分に置き換えてみて下さいね。
アメリカのトイザらスも倒産するかもというニュースも流れていました。
競合するウォルマートやAmazonに勝てないからです。
ナショナルブランド(NB)を扱うということは、安売りの波に飲まれる可能性が高いということを意味します。
同じものを買うのならば、消費者は安い方を選びますし、宅配してくれるならば尚更です。ネットを叩けば、どこが一番安いかすぐにわかってしまいます。
幸い、私たち小さな飲食店はSPA(製造小売業)みたいなものです。
つまり、私たちの商品はどの店とも違うのです。
たとえ、その商品が唐揚げだとしても同じではないのです。
付加価値をつけて、高く売っていきましょう。
僕の店も秋の商品デビューに合わせて、既存商品をいくつも値上げしました。
格安ピザを売りに70店舗ほどチェーン展開していた日本の会社は7月に破産手続きをしました。2016年には国から賞をもらうほど業界では注目の会社でしたし、2019年には上場を目指していたそうです。それが倒産です。
280円均一の鳥貴族も10月~値上げすると発表がありました。
格安を売りにしてはいけません。絶対にいけません。
一部、客寄せ用やイベント用、顧客情報を入手するために安売りを上手に使うならば良いですが、日常的に安売りしてはいけません。
あなたはあなただけのオリジナル商品を持っています。
その価値をお客様にちゃんと伝えていますか?
そして、ちゃんと適正な利益をとっていますか?
次回は僕の店の打ち出しに関して紹介しようと思います。