こだわりのお洒落なカフェは何故3年以内に閉店してしまうのか?飲食店の販促をアラフォーオヤジ目線で「おもしろおかしく」考えてみる

飲食店を2店舗経営しています。POP制作などの販促やオヤジギャグと飲酒を担当しています。私が作ったPOPやオヤジギャグを参考に飲食店の販促について「おもしろおかしく」オヤジ目線で考えます。

飲食店のネット販促はどこが良いのか?

前回のブログで私はホットペッパーを推しました。

 kawagoetaiyou.hatenablog.com

大手3社(ぐるなび食べログホットペッパー)を比較すると色々特長が見えてくるのです。

 

実は今日ぐるなびの営業マンと商談をしていました。

5月から減額するという商談です。

 

最古参の「ぐるなび」は、もう予約が入りづらくなっています。

 

 

私が加盟したのはかれこれ12年近く前です。

当時はもちろん「食べログ」も「ホットペッパー」もありませんでした。

SNSなんて、今は懐かしいミクシイくらいなものです。

つまり「ぐるなび」に加盟していれば、バンバン予約が入ってきたのです。

飲食店を探そうと思ったら「ぐるなび」しかなかったのですね。

 

でも、今は群雄割拠の時代です。

 

食べログ」「ホットペッパー」「レッティ」「一休」「オズ」、、、

その他、SNSにキュレーションサイト、インフルエンサーのブログ、、、

 

 

これは「ぐるなびのサービスだけがダメだ」とかそういう言う問題ではないです。

ドッグイヤー」という言葉があるくらい、どうにもならないIT企業の宿命だと私は思っています。

 

入り口が複数になってしまったのです。

誤解を恐れずに言えば、(無駄に)多様になりすぎてしまいました。

 

まあ、そうはいっても、まだまだ3大ポータルサイト(ぐるなび食べログホットペッパー)は強いです。オワコンではありません(今日現在たぶん)。

 

その中でも私が推すのは「ホットペッパー」です。

 

何故か?

 

少なくとも当店において、ホットペッパーは他の2社に比べるとアクセスは少ないです(他店は知りません)。

でも、コンバージョン率が他よりも圧倒的に良いのです。

コンバージョンと言うのは成約のことです。

つまりアクセスに対して、どれくらいが予約に繋がっているかという率のこと。

 

具体的な数字はあげませんが、他よりも3倍から4倍のコンバージョン率です。

 

考えられる理由はいくつかあります。

 

例えば、

①テレビCMをやっている

リクルートが運営しているので、ホットペッパービューティーやじゃらんとポイントが共通して使える(つまり女性に強い)

③リスティングが強い

 

この3点が大きいと思います。

特に女性をターゲットにしている店舗にマッチするのがホットペッパーなのです。

 

さらに良いことに、

リクルートいう巨大な企業ですから、いろんな周辺事務作業を一気通貫で行うことが出来ます。リクルート1社でほぼ全て行うことが出来るということです。ここが他社(食べログぐるなび)との大きな違いです。スピードとシナジー効果が全く違うのです。

 

例えば、飲食店のポータルサイトはもちろん、予約台帳、POSレジ、クレジット会計、ホットペッパービューティやじゃらんとポイントが共通だったり、様々な分野に進出している日本の大企業だからこそ出来る技です。1つのサービスに特化したぐるなび食べログでは簡単には出来ないことです。しかもPOSなんて基本機能は無料です。予約台帳もポータルサイトの有料会員ならば、基本機能は無料です。

 

ぐるなびも最近ようやく去年POSレジや予約台帳を始めました(他社と組みながら)が、もう時すでに遅しです。今からPOSレジを入れるのは街の小さな( IT音痴の)個人店だけです。そこそこ多店舗展開しているところや、ネット販促の重要性が分かっている店はとっくにPOSレジを入れています。私の店も3年以上前にPOSを導入しています。

 

オープンしたての店舗や、これから色々ITを活用していきたいと言う店舗で「(比較的若い)女性をターゲット」いるのでしたら、ぜひ「ホットペッパー」をお勧めします。

 

こんなにホットペッパー推しですが、ホットペッパーを推したからといって、私にリクルートから一円のマージンも入ってくるわけではありませんよ。