こだわりのお洒落なカフェは何故3年以内に閉店してしまうのか?飲食店の販促をアラフォーオヤジ目線で「おもしろおかしく」考えてみる

飲食店を2店舗経営しています。POP制作などの販促やオヤジギャグと飲酒を担当しています。私が作ったPOPやオヤジギャグを参考に飲食店の販促について「おもしろおかしく」オヤジ目線で考えます。

ドタキャン問題

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うん、わかります。僕の店でもごく稀ですが、こういうケースあります。本当にひどい客って実際に存在します。日本人の常識からするとビックリします。

 

でもね、本当にいるんです。こういう人って。私の店でにも年に2~3回ほどですが実際にいます。

 

この記事のようにブラックリストを作成しても、このようなドタキャンは解消しないでしょう。当たり前ですが、毎回その人が幹事で予約担当とは限らないからです。ネット予約は顔が分からないから、無断キャンセルでも気にしない人は存在します。

 

じゃあ、どうするのか?

 

至極簡単です。

 

客を変えるのではなく、私たち飲食店が変らなくてはいけないのです。

「お客様は神様です」は真っ赤な嘘です。

お客様の言いなりになる必要はありません。

お客様が言うこと(時に理不尽なワガママ)を何でも聞いてしまう飲食店がいかに多いことか!

 

日本人はサービス精神旺盛です。

とても素晴らしいことです。世界に誇るべき精神です。

ただ、過剰に旺盛すぎるのです。

 

「過剰すぎる」サービスはする必要なないと私は考えます。

 

価値ある商品を「適正な価格」で提供する。

これ以上でもこれ以下でもありません。

商売の基本中の基本です。

 

「価値ある商品を、(採算度外視で)ビックリするほど安く提供する」という考えが、日本の飲食店をダメにしていると私は考えるのです。

 

「自分たちの利益を度外視してでも、お客様に喜んでもらうのが、飲食店スタッフの喜び」という考えは完全に間違っています。100%断言します。ただの飲食店側の自己満足でしかありません。全く無意味で泣けてきます。

 

こういう(無知な)飲食店がコスパ目当ての客で行列しているにもかかわらず、利益が出ずに閉店していく。そんな事例に枚挙にいとまがないことが現実の厳しさを物語っているわけです。

 

客数や売上、コスパはもちろん大切です。

でも、(トータルで)利益が出ていなければ意味がありません。

私たち経営者は利益にとことんフォーカスすべきのなのです。

 

ドタキャンする様な、あるいは安さやコスパだけを求める、望まない客に一喜一憂する経営より、自分たちの店に合う優良顧客に囲まれて毎日楽しく仕事して儲ける。そんな経営がしたいですよね。