こだわりのお洒落なカフェは何故3年以内に閉店してしまうのか?飲食店の販促をアラフォーオヤジ目線で「おもしろおかしく」考えてみる

飲食店を2店舗経営しています。POP制作などの販促やオヤジギャグと飲酒を担当しています。私が作ったPOPやオヤジギャグを参考に飲食店の販促について「おもしろおかしく」オヤジ目線で考えます。

美味しいから売れるわけじゃなくて、、、

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今日は8月25日です。飲食店に限らず、アパレル業界もそうなのですが、秋冬商品のデビューの時期ですね。

 

私はもともとアパレル業界におりましたので、8月末に秋冬物スタート、2月末に春夏物スタートという流れで動いておりました。

 

飲食店の皆様もおそらく今、9月からの秋冬メニューの開発に苦労しているのではないかと思います。もちろん、私の店もそうです。今日も試作と写真撮りをし、グランドメニューの作製に時間を費やしています。

 

新商品を開発するにあたり重要なポイントは何でしょうか?

 

「美味しい料理」を開発することではありません。

「売れる料理」を開発すること、これが一番重要です。

 

料理人はみんな「美味しい料理」を作りたがります。

「この食材を使ったら、もっと美味しくなるのではないか?」と考えてしまいます。

もちろん、間違っていないのですが、料理人が思っているほど、こだわりはお客様には伝わりません。肌感覚ですが、提供側のこだわりの60%伝わっていたら良い方なのではないでしょうか?つまり、どれだけこだわってもお客様には半分ほどしか伝わっていないのです。これでは料理人の自己満足の世界ですね。まあ、ほとんどの飲食店はこのパターンです。

 

私の家の近くにあった、何から何までこだわって、一から全てを仕込んでいる店が最近閉店しました。そんなものです。

 

一方、「何でこんな店が流行っているんだ?」という店ってありませんか?

 

繁盛店や近隣の店舗を視察したときに「うちの店の方が美味しい」「この店の料理はたいしたことない」なんて思っていませんか?アラ探しばかりしていませんか?

 

こう思ってしまう人は要注意です。というか、完全にアウトです。成長しません。

 

私たちは、ついつい他人を批判してしまします。

何故か?

他人を批判する(下げる)ことによって、自分の優位性を相対的に高めようとするからです。

これは人間の性(サガ)です。

でもこれでは一歩も前へ進みませんよね。1ミリも成長しません。

 

どんどん前へ進む人はみんな同じ考えをします。

相手の良いところを見るのです。

そして、すぐに自分に置き換えて、すぐに取り組みます。圧倒的スピードで行動します。どんどんパクります。

 

これが、「前へ進む人」と「進まない人」の差です。

 

今日のまとめ

➀相手の悪いところばかりフォーカスしないこと

➁相手の良いところにフォーカスし、自分の店にどう置き換えたら良いかを考えること