こだわりのお洒落なカフェは何故3年以内に閉店してしまうのか?飲食店の販促をアラフォーオヤジ目線で「おもしろおかしく」考えてみる

飲食店を2店舗経営しています。POP制作などの販促やオヤジギャグと飲酒を担当しています。私が作ったPOPやオヤジギャグを参考に飲食店の販促について「おもしろおかしく」オヤジ目線で考えます。

中華料理屋のチラシの続き

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今日はとても暖かったですね。半袖でも良いくらい。私は家族でいちご狩りに行ってきました。30分2000円(子供は1500円)食べ放題です。大人2人、子供1人で合計5500円なり。これを高いと見るか安いとみるか?スーパーだったら、1パック400円のものが14パック買えます。

 

私と娘はそれぞれ20個、妻は60個!食べました。苺はとても美味しいのだけれど、私は20個で十分です。20個で2000円。1個100円。スーパーで買った方が断然お得ですね。でも「新鮮な苺を自分でとってその場で食べる」という「体験」にお金を払っていると考えると妥当な値段かも知れません。付加価値をつけて売る。商売の基本ですね。私たちも、その他のお客もみんな楽しそうにいちご狩りをしていました。

 

さて、前回の中華料理屋さんのチラシの件です。どういうチラシの内容だったら良かったのか?

 

ずばり「割引する理由」が必要なのです。このチラシにはそれが書いてありません。だって、このご時世、右も左も割引ばかりです。割引がスタンダードなのです。その中で選ばれなければならないわけです。自分の店の割引は他店とどこが違うのか?を明確に伝える必要があるのです。

 

具体的にはどうしたら良いのか?

 

「オープン10周年記念」でも良いし、「在庫一掃セール」でも「梅雨だから雨の日特典」でも「決算セール」でも「新年度スタート応援」でも「歓送迎会」でも良いのです。割引になる理由がある方が人は動くのです。その理由を読んで「あっこれは自分のことだ!」という風に思ってもらわないと行動に移らないのですね。

 

単に「うちは安いですよ」では誰も見向きもしません。そんなことをやっていたら、より安い方に流れていくだけです。終わりなき安売り合戦の始まりです。最終的には全員共倒れです。私たち小さな飲食店はそういう世界に足を踏み入れてきにはダメです。

 

以前、「人はほとんどのことを無意識のうちに決定している」

 

という様な事を言いました。丁寧に教えてあげれば、お客様はこちらが意図する様に動いてくれる確率が高いのです。

 

今日はとても基本的でとても大事な話をしました。次回も皆さんのお役に立てるような情報を発信していきます。