こだわりのお洒落なカフェは何故3年以内に閉店してしまうのか?飲食店の販促をアラフォーオヤジ目線で「おもしろおかしく」考えてみる(通称「オヤジ販促」)

飲食店を2店舗経営しています。POP制作などの販促やオヤジギャグと飲酒を担当しています。私が作ったPOPやオヤジギャグを参考に飲食店の販促について「おもしろおかしく」オヤジ目線で考えます。

男はくさいよ! 「不安を煽って商品を売る」のはマーケティングの基本

最近、テレビを見ていると「衣類用洗剤のCM」が大量に流されていることに気づきましたか?

 

暑くて汗をかく時期に衣類用洗剤のCMを大量に流すのは当然ですね。同じ内容を真冬に大量に流しても売上には大きく貢献しません。

 

「適切なタイミングで大量に宣伝する」

ことがいかに重要かわかります。

 

他には年末の大掃除の時期になると、ダイソンの掃除機やケルヒャーの高圧洗浄機がやたら登場します。ジャパネットは毎日これです。毎年これです。正直毎回同じなので「またかよ、いい加減にせえ」と思っちゃいますが、みんな買っちゃうのですね。

 

さて、今日はこのタイミングの話も含めた「不安を煽る」ということにフォーカスして考えてみたいと思います。

 

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衣類用洗剤について取り上げます。

 

「男脂臭」がどうやらキーワードのようです。

写真の女子高生からも「お父さんクサーい」という声が聞こえてきますね。

 

加齢臭とは違う、男性特有の廃油のような使い古した油の臭いだそうです。

 

「男脂臭」なんて言葉は10年前までありませんでした。

ここ数年ですね。この(忌々しい)言葉を聞くのは。

 

 ➀男には男脂臭があり、全員殺人的にクサい

 ➁世の女性はみんな不快に思っている

 ③女性の人権・生存権が侵されている

 ④この悪臭を根絶しなければならない

 ⑤この洗剤を使えば、男脂臭を除去でき、この不快から解放される

 ⑥女性はハッピーになる

 

こういう図式ですね。

どのメーカーも同じように「男脂臭を除去する」という宣伝をしています。

 

そう、つまり

不安を煽って、商品を売る。

 

これってマーケティングの基本的なスキルです。

 

他の例をあげると

 

 〇月〇日までの期間限定です!!

 〇〇個限定です!!

 当社だけのオリジナル商品です!!

 

今買わないとなくなりますよ。

買わないと損しますよ。

他では手に入りませんよ。

良いのですか?

買わなくても良いけど、あなたの人生お先真っ暗ですよ。

でも、これを買うとあなたの悩みは解決され、最高にハッピーになれますよ。

今買わないでいつ買うのですか?

さあ、買いましょう。

(2個買うと更にお得ですよ!)

 

この様に不安を煽りまくって売るのです。

どの商品の売り込み方も、だいたいこんな感じになっています。

ぜひ皆さんも気にして見てください。意外と笑えますよ。

 

 

さてさて、世の男は例外なく殺人的にクサいのだ?!

確かにクサいですよ。両手を挙げて降参します。

でもね、数年前まで「まあ、しょうがないか」「男なんてそんなもんだよね」という程度だったと思うのです。

 

それが、「男脂臭」なんて言葉を使い、

 男 = クサい = 不快 = 女性への人権侵害

という構図を勝手に作り出し、商売に結び付ける洗剤メーカー。

明らかに男性に対する人権侵害です。悪意があるとしか思えませんね。

 

これがね、男と女が逆だったらどうなる?

 女 = クサい = 不快 = 男性への人権侵害

 

8×4」のような「女性向け制汗スプレー」のCMで、こんなこと言ったら、総スカン決定だし、商品は売れないし、確実に速攻裁判です。田島陽子が鬼の形相ですっ飛んできますよ。なんだったら、裁判所でテリー伊藤と田島陽子のガチ対決が見たいくらいです。

 

ああ、男ってツラいなあ、としみじみ思うわけです。

 

 

今日のまとめ

 

不安を煽る ⇒ その不安を解決する提案をして商品を売る

 

でも、不安を煽り過ぎると反発を食らうこともあるから、気をつけよう。そう、男は怒っているのだよ。