こだわりのお洒落なカフェは何故3年以内に閉店してしまうのか?飲食店の販促をアラフォーオヤジ目線で「おもしろおかしく」考えてみる

飲食店を2店舗経営しています。POP制作などの販促やオヤジギャグと飲酒を担当しています。私が作ったPOPやオヤジギャグを参考に飲食店の販促について「おもしろおかしく」オヤジ目線で考えます。

職人と経営者 商品開発に対する考え方の違い

桜も散り、ハナミズキの季節ですね。もうすぐすると藤やバラ、その次はアジサイ…日本の季節の何と美しいこと。花だけ見ても日本は素敵な国だなあと思います。

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さて、皆さん商品開発はどのようにしていますか?

 

私は経営者なので、商品構成や流れの大枠だけを担当スタッフに伝え、後はスタッフに任せます。私がいちから試作することはまずありません。その後、試作品が完成したら、実際に私も参加し試食・改善を繰り返し、デビューさせるかどうかの最終的な判断を下します。

 

先日、担当スタッフに支持を出していた新商品の試食をしました(写真はお寿司屋さんですが、当店はお寿司屋さんではないです笑)。

もちろん「美味しい」です。私は彼らの腕を信用しているので、「味に関して」は何も言うつもりはありません。

 

確かに「美味しい」のですが、それ以上の感想がありません。

 

彼らは「美味しもの」を作ろうとします(もちろん当たり前ですが・・)。

私は「美味しそうに見えるもの」が欲しいのです。

 

「美味しいもの」と「美味しそうに見えるもの」

この違い分かりますか?

 

例えば、あなたがランチを食べようと、初めて訪問する飲食店に入りました。

何を頼みますか?「美味しいもの」を頼みますか?

頼みませんね。だって、食べたことがないからです。

 

じゃあ、何を頼むか?「美味しそうに見えるもの」を頼みますよね。

 

具体的には「写真が美味しそうに見えた」かもしれないし、「野菜が沢山使ってあった」「ボリューム満点だった」「話題の食材を使っていた」からかも知れません。

 

今日のまとめ

 

決して「美味しいもの」を注文するわけではありません。

「美味しそうに見えるもの」を注文するのです。

 

次回はこの辺をもう少し深く掘り下げて、口コミ(SNSなど)やPOPと絡めて考えていきたいと思います。