言い訳ばかり探してしまう経営者
また、当店の近くの飲食店が閉店しました。
カウンターがメインで、コック服を着たシェフがお客の目の前で肉を焼くスタイルの店です。
以前、この店のオーナーと話す機会がありました(閉店する半年くらい前かなあ)。
商店街の会合でのことです。
オーナー曰く、店の売上が激減していて困っているとのこと。
原因は
①ビルの改修工事中で足場が組んであり、店の視認性が悪くなって客が減った。
②車の通りが多いにもかかわらず、店の前の通りに信号がない。
信号がないから、通りの反対側からのお客がこちら側に渡って来ない。
こんなことを延々と商店街の会長に訴えているのです。
終いには「信号をつけて欲しい」とまでいうわけです。
この時、私は「ああ、この店は近いうちにダメになるだろうな」と思いました。
案の定、閉店です。
売り上げが悪い原因を、「自分以外の何か」のせいにしてしまう。
オーナーがこれを言い出したら、危険信号です。
天候のせい、ライバル店のせい、商品のせい、スタッフのせい…
これを言い出したらキリがありませんね。
私も経営者ですから、確かにそう思いたい気持ちも痛いほどわかります。
売り上げが悪い日はやっぱり落ち込みます。
しかしながら売り上げが悪いのは「経営者である自分の責任」だと思っています。
自分の行動(つまり販促)が足りないから売り上げが悪いのです。
あと50万円、100万円売り上げを上げるためには、何をしたら良いのか?
ネット広告を打つのか、チラシを打つのか、クーポンを配るのか、イベントを開催するのか…
どうやって目標の客数を集めるのかを真剣に考えて計画する。そして行動する。
経営者ってホントにつらいなあ。
すべて結果責任です。
極端な話、ビジネスなので、遊んでいても(たまたま)上手くいけば称賛され、どんなに頑張っていても失敗すれば叩き落される。
まあ、そんな世界です。色んなリスク背負ってやってます。
いかん、いかん、愚痴っぽくなってるなあ。
愚痴ってたら、自分もそういう人間になっちゃうから、もう愚痴止めます!
ホリエモンが解決しくれるらしいです。
ありがたい本です。おススメです。