こだわりのお洒落なカフェは何故3年以内に閉店してしまうのか?飲食店の販促をアラフォーオヤジ目線で「おもしろおかしく」考えてみる

飲食店を2店舗経営しています。POP制作などの販促やオヤジギャグと飲酒を担当しています。私が作ったPOPやオヤジギャグを参考に飲食店の販促について「おもしろおかしく」オヤジ目線で考えます。

近くのラーメン屋さんが閉店しました。馴染みの店が閉店するのはツラいです。

私の店舗の近くにあるラーメン屋さんが先日閉店してしまいました。

 

実は数か月前に、居抜き物件情報サイトから当社あてにそのラーメン屋さんの物件が送られてきたのです。

 

もちろん、その時点では通常通り営業していましたし、閉店の張り紙もありませんでしたが、その情報以来、私は何となくそのラーメン屋さんから足が遠のいてしまっていました。行こう行こうと思っていた矢先に「閉店」の張り紙が・・・。

 

そのラーメン屋さんは月一ペースでここ何年か行っていたし、店主の方とも(同業者ということもあり)話をする仲でした。その方も当店に来てくれたこともあります。

 

私の経営する2号店が6年前にオープンした時には、既にそのラーメン屋さんはあったので、10年前後営業していたのでしょうか?

 

私がもっと行っていたら・・・

友達も連れて行っていたら・・・

みんなにも紹介していたら・・・

 

閉店しなかったかもしれない。

 

「それ程度で赤字が黒字になるわけないでしょ」とあなたは思うかもしれないけれど、意外とそんなものだったりします。

 

以前こんな記事を書きました。ぜひ読んでみてください。

kawagoetaiyou.hatenablog.com

 

この記事の中で飲食店が閉店する大きな理由について2つ挙げました。

  ①利益が出なかった

  ②後継者不足(最近では人手不足も)、オーナーの高齢・ケガ・病気による引退

 

店主はおそらく40代中~後半だと思われるので②ということはないでしょう。

ということは、利益が出ていなかったのかなあと考えられます。

 

私たち経営者は様々なリスクを常に背負っています。

 

先日の大阪の地震のように突如天災に見舞われ、店舗が崩壊してしまうことだってあります。

スタッフがある日突然辞めてしまうかもしれません。

オーナーである自分が病気やケガで、いつか動けなくなる日が必ずきます。

 

たとえ、いま業績が好調だったとしても常に「終わり」を考えておく必要があります。

 

経営者である私たちは現場にばかりいてはダメだと思うのです。

自分がいなくても店舗が運営できるように、オペレーションのマニュアル化、集客のシステム化を図っていくのです。

 

そして、自分がお客さんとして店選びをするときは、自分が好きだなあと思う店に行ってあげて下さい。出来れば、友だちを連れて行ってあげて下さい。そういう輪が広がればきっとあなたにとって心地の良い店が繁盛していくのだろうと私は信じています。

 

3か月で「儲かる飲食店」に変える本

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