こだわりのお洒落なカフェは何故3年以内に閉店してしまうのか?飲食店の販促をアラフォーオヤジ目線で「おもしろおかしく」考えてみる

飲食店を2店舗経営しています。POP制作などの販促やオヤジギャグと飲酒を担当しています。私が作ったPOPやオヤジギャグを参考に飲食店の販促について「おもしろおかしく」オヤジ目線で考えます。

米国トイザらスが飛んで行きました。

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アメリカのトイザらスが飛んで行きました。と言っても空を飛んだわけではないですよ。破産です。800店舗が閉店するかもだそうです(日本は別法人だから関係ない)。前々から言われていたわけですが、ついにこの日が来てしまいました。ウォルマートとAmazon、特にAmazonにやられてしまいました。

 

そりゃそうだよな。リアル店舗Amazonに勝てるわけがないです。Amazonなら欲しい商品がすぐに見つかるし、24時間注文できるし、早ければ注文した当日に家に届く。おまけにリアル店舗より安かったりするわけです。

 

取り扱う商品が「コモディティ化」した時点で、大手が絶対的に有利になる時代なのです。特にリアル店舗はネット店舗に勝てません。だって、商品が同じなのですから、より便利でより安い方から買うに決まっています。

 

Amazonは世界一のEC企業であり、世界最強の小売企業なのだ。

 

その一方で、僕ら人間はリアルな接触も渇望してもいるのです。ここが面白い所ですね。

 

例えば、音楽が典型的です。CDが売れなくなって久しいです。日本を含む世界では1998年をピークにCDの売上が右肩下がりです。CDの穴を埋めるように、ダウンロードが増えているかと言ったらそうでもないらしい。

 

CD不況の裏側で、実は日本におけるライブ動員数は増加傾向にあるというのです。世の中がデジタルな時代になればなるほど、アナログ指向が増えてくるのですね。

 

ある事柄がある一定方向に行けば行くほど、その逆の現象が現れてくる。まるで振り子やブランコの様です。実に面白い人間の指向です。

 

僕ら飲食店も人出不足で現場はどんどんオートメーション化していくことでしょう。この方向性は生産性の向上につながるわけですから、好ましいことです。でも、飲食店の根幹の部分はやはり「ヒト」です。どんなに美味しい料理だったとしても、運んでくるのがロボットだったら、、、と考えるとまだまだ僕ら飲食店の未来は決して暗くはないと思います。オーバーストアな状態が続く飲食業界ですが、「ヒト」でどれだけ差別化できるかがこれからのキーポイントになりそうです。