こだわりのお洒落なカフェは何故3年以内に閉店してしまうのか?飲食店の販促をアラフォーオヤジ目線で「おもしろおかしく」考えてみる

飲食店を2店舗経営しています。POP制作などの販促やオヤジギャグと飲酒を担当しています。私が作ったPOPやオヤジギャグを参考に飲食店の販促について「おもしろおかしく」オヤジ目線で考えます。

ビールが値上げです

そうそう、いよいよビールが値上げですよ。

アサヒが3月~、キリン・サッポロ・サントリーが4月~。

 

この値上げは飲食店の卸価格のみに適用されるのです。

 

飲食店のビールは樽だったり、瓶だったりしますよね。

この樽や瓶はリユースされています。

つまり、回収して再利用しているのです。

配達をする酒屋さんが回収するのですから、当然ですが物流費や人件費がそこに掛かっているわけです。

 

「物流費や人件費が高騰している」というのは皆さん各種報道を見ていてご存知の通りかと思います。

 

私の店ではビールの売価を3月~数十円上げます。

 

一方、上げない店も多いかと思います。

心情は分かります。

売価を高くしたら、お客様が来なくなってしまうんじゃないだろうか?

そう思うのは痛いほどわかります。

 

でも、考えてみて下さい。

 

安さだけを追求していたら、間違いなくいずれ終焉を迎えるのです。

 

日本は人口が減少していくのが明白です。なのに飲食店は常に飽和状態。

 

薄利多売で利益を出すには「常にお客様をいかに多く集めるか」が至上命題となるからです。

 

1997年から20年続くデフレが諸悪の根源であり、日本国民を貧困化させたのですね。

 

このデフレを脱却し、日本が好景気になるには、私たちビジネスをするものが、薄利多売から脱却する必要があるのだと思うわけでございます。