アウトレットたまご
今日行ったラーメン屋さんで、ちょっとした気づき。
トッピングにこんなのがあった。
「アウトレットたまご 50円」
あっ!こういう発想って私にはなかったな、と思ったのですね。
この「アウトレットたまご」のトッピングはオーダーしなかったから、実際はどんなものか分からないけれども、おそらく「正規の商品としては出せないけど、味には問題がないたまご」のことなのでしょう。
飲食店に限らず、こういうB品や不良品、端切れはつきもです。
飲食店の場合、そのままゴミ箱行きってことはないですが、「まかないに回す」ことが多いですね。あとは「常連さんに無料で出したり」します。
このラーメン屋さんのように、飲食店において「アウトレット商品」として、値段をつけて出しているところは、きっとあまりないでしょう。
でも、よくよく考えると、どの業界もアウトレット商品ってありますよね。
例えば
ユザワヤのような手芸店なら、「布の端切れ」
スーパーなら、「不揃いな野菜や果物」
こいった形で、正規商品より「安く」提供して、廃棄ロスを少なくする。
でも、私はこれを「安く」ではなく、どうにか「付加価値をつけて高く」売れないかなあ、と考えています。
実はスタッフがB品や端切れを使って作った「まかない」が実に美味しいのです。
これを利用するのも良いですね。
例えば
「まかないでしか出していなかった、スタッフ絶賛の秘伝〇〇パスタ 1480円」
と言うような打ち出し方で、通常のパスタよりも「高単価」で出しちゃうわけです。
こうすれば、今までまかないでしか出していなかったものや、B品として安価で売っていた商品が、付加価値がついて逆に高く売れる。
これって素晴らしい発想です。
このブログを書いていて、なかなか良いアイディアが沸いてきたなあ。