こだわりのお洒落なカフェは何故3年以内に閉店してしまうのか?飲食店の販促をアラフォーオヤジ目線で「おもしろおかしく」考えてみる

飲食店を2店舗経営しています。POP制作などの販促やオヤジギャグと飲酒を担当しています。私が作ったPOPやオヤジギャグを参考に飲食店の販促について「おもしろおかしく」オヤジ目線で考えます。

女性が興味のあることは5つだけ?!それを徹底的に打ち出すと、ヒット商品は生まれます。

誤解を恐れずに言います。

飲食店で女性グループが話す内容は次の5つだけです。

それ以外はありません。

あくまで飲食店での話です。そはんなに怖い顔せず、気軽に聞いてやって下さい。

 

女性の興味のあること

  1. 美容
  2. 健康
  3. 恋愛(好きな芸能人なども含む)
  4. 子どものこと
  5. 他人の悪口(自分のダンナ含む)

以上です。

これは年代は関係ありません。20代以上の全ての年代に共通します(と断言!)。

 

私はこういう仕事上(飲食店)、お客様が話す内容が否が応でも聞こえてきます。

特に私の店は女性が85%の店なので、女性同士のグループが大半です。

 

誤解をしないで下さい。私は女性を非難しているわけではないです。

 

あくまで、このブログは小さな飲食店を経営するオーナー向けに書いているので、ビジネスの観点からの考察になっています。

つまり、いかに女性を取り込むために、どういうアプローチをすべきかということにフォーカスしています。ご理解ください。

 

女性をターゲットにするなら、前述の5つの関心ごとにフォーカスして打ち出しをすれば良いのです。

 

まずは私が作ったPOP(2017年9月デビュー)をご覧下さい。

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サングリアを打ち出しています。

このPOPと店内黒板で売り上げは絶好調です。

9月1日~打ち出しを開始し、10日現在で59杯も売れています。

月間150杯をオーバーするペースですね。

28席の小さな店ですので大ヒット商品です。

しかも1杯800円です!超ハイプライスなのに、一番売れているのです(500円のドリンクもたくさんあるのにです)。

恐らく、値段ではないところに価値を感じてオーダーしてくれているのだろうと思います。

 

さて、POPの内容を見ていきましょう。

 

ポイント

  1. 「美肌になる」 ⇒ 恋愛、美容、健康
  2. 「Xmasまでに」 ⇒ 恋愛、「今オーダーしなきゃ!」という希少性
  3. 「キレイになる」 ⇒ 恋愛、美容
  4. 「大きなワイングラス」 ⇒ ゴージャス感

 

と言うように「美容」「健康」「恋愛」を徹底的に打ち出しています。

 

そして、重要なのは「Xmasまでに」というように、期間を意識させているところです。

 

「〇月〇日までの期間限定」「〇〇個の数量限定」「今だけの限定価格」と言うように「希少性」を入れると効果が高くなります。

 

これに「季節感」(これも希少性の一つですね。今回だと林檎や梨)がプラスされれば、パーフェクトです。

 

この商品およびPOPは「女性だけをターゲット」にしています。

男性は一切無視です(男性諸君ごめんね)。

 

つまり、打ち出したい商品を一体誰に食べてもらいたいのか、飲んでもらいたいのかを明確にすることが大切ですね。

 

今日のまとめ

  1. ターゲットを明確にすること
  2. そのターゲットに向けてPOPを作ること
  3. ご利益は何かを書くこと
  4. 季節感と希少性を書くこと

 

これだけでヒット商品は生まれます。

 

これでダメなら、「そもそもその商品の需要がなかった」ということで、潔くさっさと退散しましょう(私もそういう商品がいくつかありますw)。