こだわりのお洒落なカフェは何故3年以内に閉店してしまうのか?飲食店の販促をアラフォーオヤジ目線で「おもしろおかしく」考えてみる(通称「オヤジ販促」)

飲食店を2店舗経営しています。POP制作などの販促やオヤジギャグと飲酒を担当しています。私が作ったPOPやオヤジギャグを参考に飲食店の販促について「おもしろおかしく」オヤジ目線で考えます。

肩書や権威ってやっぱり強いなあ。僕らは自分の頭で判断しているようで、全くしていないのね。

先日、郵便局に行ったのですが、「おぼんだま」なんていうポチ袋が売っているのですね。つまり、正月のお年玉みたいに、「夏休みに遊びに来た親戚の子供に小遣いをあげよう」ということです。

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引用 http://www.post.japanpost.jp/index.html

 

「おぼんだま」というのは私は全く知らなかったのですが、調べてみたら、2010年からポチ袋が販売されているのだそうです。

 

 

お盆玉」「おぼんだま」がどこまで浸透しているか分かりませんが、個人的には流行らないでほしいです(笑)。ああ、何という恐ろしい世の中なのでしょうか?これ以上、おっちゃんから小銭を巻き上げないでほしいです。

 

 

これってビジネスにおいてとっても大事なヒントが隠されていますね。

 

従来、何もなかったところに、需要を作りだす。

 

実はこのパターンって、いろんなところにありますね。

たとえば、

 「バレンタインデー」

 「ホワイトデー」

 「ジューンブライド

 「七福神めぐり」

 「誕生石」

パッと思いつく有名なものを上げてみました。今ではすっかり定着しています。

 

 

飲食業界(まあ、どの業界も同じですが)に目を転じると、面白い例があります。

「コンクール」です。

自分たちでコンクールを作って、賞を与えて、「俺の商品凄いんだぜ」「うちのスタッフ凄いんだぜ」って言っちゃうのです。

 

良くある「スマイルコンクール」なんてそうですね。お客様に「笑顔の良かったスタッフに投票して下さい」っていうアレです。

 

ベルギーの「モンドセレクション」という国際食品品評会って聞いたことありますか?「食のノーベル賞」なんて言ったりするそうです(おいおい大げさだろ!)。日本の企業も多く参加し、「〇〇年連続金賞受賞!!」なんて広告を皆さんも見たことありますよね。サントリーモルツなんかそうです。CMでも大きく謳っています。

 

でも、あれって実は出品した商品の80%が入賞するそうです。しかも国際的には無名なコンクールらしいです。「大阪の水道水」や「くら寿司」も受賞しています。おいおい。まあ、くら寿司好きだし良く行くけど…

 

調べてみるとすぐにわかるのですが、どうやら下記のような審査基準だそうです。

 

モンドセレクションの役割は、メーカーが宣伝広告などで主張する性質をテストするのではなく、消費者が目安とする製品の成分表やパッケージなどに嘘偽りがないかを検証することにあります。

 

つまり、美味しいかどうかは全く関係がないということですね。

そう考えると、モンドセレクション受賞を商品(味)のクオリティに結びつけて宣伝文句にするのは、ぶっちゃけ詐欺じゃないかと思ってしまいます。

 

 

「おぼんだまってみんなあげてるよ」

と聞いたら、「そうか、じゃあ、あげなきゃだね」と思ってしまいます。

 

 

モンドセレクション金賞ってすごいんだよ」

と聞いたら、「そうか、そんなに美味しいんだな。よし食べてみよう」と思ってしまします。

 

誰かが「美味しい」「スゴイ」「楽しい」「みんなやっているよ」と言っているものは「自分も試したい」と思うのですね。

 

だから「フォーリンデブはっしー」が紹介する店が流行ってしまうわけです。

 

 

僕らは何かを選ぶ時、95%は無意識のうちに決定しているそうです。

だから、肩書や権威って強いんですね。

 

 

 

今日のまとめ

 

 

「提供する側がどれだけ自分の商品が凄いか」と宣伝するよりも、別の誰かが「この商品はスゴイ」と言った方が信憑性がある。

 

もし、「別の誰か」がいなければ、自分で「別の誰か」を作ってしまえばよい。(例えば、賞やコンクールなど)