こだわりのお洒落なカフェは何故3年以内に閉店してしまうのか?飲食店の販促をアラフォーオヤジ目線で「おもしろおかしく」考えてみる

飲食店を2店舗経営しています。POP制作などの販促やオヤジギャグと飲酒を担当しています。私が作ったPOPやオヤジギャグを参考に飲食店の販促について「おもしろおかしく」オヤジ目線で考えます。

突然、あなたの目の前に白馬に乗った王子様は絶対に現れませんし、「70億人の中から君を見つけたんだ」なんて口説き文句も嘘だっつーの。

今日は恋愛の話でもしようかしら?

 

突然ですが世界の人口って何億人だかご存知ですか?

 

はい、正解は約74億人です。

 

よくJPOPの歌詞や小説・映画で出てくる超くさいセリフ

「70億人の中から君を見つけたんだ」

なんていうのがあります。

それほど、「君は僕にとって特別な存在なんだ」という口説き文句ですね。

 

世界の全ての人(70億人)に会うなんて不可能です。当たり前ですね。一人に1秒掛けても、70億秒かかります。何年かと言うと230年以上掛かるわけです。

 

つまり、70億人の中から君を見つけたというのは「明白な嘘」なのです。

 

もちろん比喩なので、その人が何人と会って君を選んだか知りませんが、大抵、学校が一緒だったり、職場が一緒だったり、そんな感じだと思います。

 

ああ、何て世界は狭いんだ!!

70億人ではなく、せいぜい数十人、数百人の世界ですww

 

 

さて、あなたは

「単純接触効果」

という言葉を聞いたことがありますか?

 

 

単純接触効果 - Wikipedia

初めのうちは興味がなかったり、苦手だったりしたものも、何度も見たり、聞いたりすると、次第によい感情が起こるようになってくる、という効果。たとえば、よく会う人や、何度も聞いている音楽は、好きになっていく。これは、見たり聞いたりすることで作られる潜在記憶が、印象評価に誤って帰属されるという、知覚的流暢性誤帰属説misattribution of perceptual fluency)で説明されている。また、潜在学習や概念形成といったはたらきもかかわっているとされる。

図形や、漢字、衣服、味やにおいなど、いろいろなものに対して起こる。広告の効果も、単純接触効果によるところが大きい。CMでの露出が多いほど単純接触効果が起きて、よい商品だと思ったり欲しくなったりするのである。

 

以上、ウィキペディアより引用。

 

 

単順に言うと、

「何度も接触していると好きになっちゃう」

ということです。職場恋愛が多いのはそういう理由です。

毎日顔を合わせているうちに、好きになっちゃうのです。

突然、あなたの目の前に白馬に乗った王子様なんて現れないのですよ。

今いる職場にあなたの「運命の人」はいるのです。

 

毎日のようにテレビで見る芸能人に偶然街で会ったら、親しい友だちに会ったかのように思わず話しかけちゃうのです。初めてあったにもかかわらずです。

 

中学の同級生が美容院を営んでいれば、そこに行こうかなと思うし、知り合いが農業をしていたらそこから野菜を買おうかなと思うし、大工をしていたら家のリフォームはその人に頼もうかなと思うわけです。

 

つまり、

誰だか知らない人より、知っている人から買いたいと思うのです。

 

だから、大手企業は何億と言う大金を使って、テレビCMを打ち続けるのはそういう理由です。

 

「情報を発信し続ける」

これって商売の基本なんですね。

 

ただし、大切なのは

「自店のターゲットがいるところ」に対して情報を発信し続ける

ということです。ターゲットがいないところに販促をしても効果はゼロです。

 

 

だからこそ、どんなコンサルも必ず言うのが「自店のターゲット」は誰なのか?

これがとても重要なのですね。ターゲットに関してまた日を改めて考察しますね。

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今日のまとめ

 

ターゲットがいる場所に、常に発信し続けることが大切

 

ほら、この写真だって何度も見ていると、きっと私のことが好きになっちゃいますよ?!