こだわりのお洒落なカフェは何故3年以内に閉店してしまうのか?飲食店の販促をアラフォーオヤジ目線で「おもしろおかしく」考えてみる(通称「オヤジ販促」)

飲食店を2店舗経営しています。POP制作などの販促やオヤジギャグと飲酒を担当しています。私が作ったPOPやオヤジギャグを参考に飲食店の販促について「おもしろおかしく」オヤジ目線で考えます。

「カールを販売継続して欲しい」ってお前が言うな!!カールが販売終了する理由

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カールが販売終了(縮小)だそうです。売上が最盛期の3分の1に落ち込んだことが原因とのこと。

 

このニュースを受けて、「カールがなくなるのは悲しい」「何でなくなるんだ!」というような反応が多くあるようです。メーカーの明治は今回の決定は変えないそうです。

 

誰もが知っている商品で、これほど多くの販売継続の声があるにもかかわらず

 

カールはなぜ販売終了(縮小)なのか?

 

答えは簡単、「あなたが買わなかった」からです。

 

それだけです。それ以上でもそれ以下でもありません。

 

販売継続を希望する人たちは、一体どれほどの頻度でカールを買っていたのでしょうか?少なくとも私は10年以上食べた記憶がありません。私の周りで食べている人も同様に見たという記憶もありません。

 

売り上げが最盛期の3分の1だという数字が全てを物語っています

 

最近はテレビCMも見ることもありませんでしたし、メーカー側がカールを大きく打ち出ししていこうという方針ではなかったのかも知れませんね。

 

露出が減ると売り上げが落ちるという典型的な例です。

 

今回、カールは残念ながらこういう結末になってしまいましたが、ヒットし長く愛される商品の誕生する確率は1~2%だと言われています。つまりデビューした商品のうち98~99%は数年でなくなってしまうのです。

 

さて一方、飲食店の生存率ってどうなのでしょうか?

 

飲食店の生存率については様々な説がありますが、「2年後50%」「5年後40%」「10年後5%」などと言われています。

 

おおむね間違ってないような気がします。目安として頭に入れておいてください。

 

私のところにも居抜き物件の情報が毎日のように届きます。そのほとんどが開業から3年以内の店舗です。早いものだと1年以内の店舗も少なくありません。ビックリしますが、それが現実です。

 

 

飲食店が閉店する理由は大きく次の2つだけです。

 

➀利益が出なかった

これは売り上げの大小とは無関係です。一見、繁盛している店でも利益が出ていない店舗は多いです。逆に、お客が入っていないなあと思う店が何十年も続いている場合は、家賃がかからない自社物件(店舗の2階に住んでいる)だったり、人件費がかからない(家族経営)場合だったりする為です。

➁後継者がいない、またはオーナーの高齢・病気・ケガによる引退

これは個人店に多いパターンです。経営者が常に店舗にいるような店の場合です。

 

いずれにせよ、利益が出ていれば閉店する必要がないのです。経営者が高齢でも誰か他の人に任せれば店は続きます。

 

 

長く営業していた飲食店が閉店すると聞いて、営業最終日に行列する人がいます。

 

「大好きだったのに何で閉店しちゃうんですか?」なんて店のスタッフに聞いちゃうわけです。こういにう人は大抵「昔に数回利用したことがある」人だったりします。ここ数年来店していないけど、閉店の話を聞いて昔を思い出し、悲しくなって営業最終日に来てみたというわけです。

 

店のオーナーは心の中で間違いなく、こう思っている筈です。

 

「あなたが来なかったから閉店になってしまいました」

 

これって、カールの話と全く同じですね。

 

もし、あなたがもう少しだけ、例えば4か月に1回のペース(つまり年3回)で来ていてくれれば、閉店はしなかったかもしれません。営業最終日に並んだ100人のお客さんがもう少し来てくれていたならば状況は変わっていたハズです。

 

 年3回 × 1組4名 × 客単価4000円 = 年間売上48,000円

 

 48,000円 × 100組 = 年間売上4,800,000円

 

これは机上の空論でしょうか?私は決して大げさな話ではないと思います。

それくらいリピーターは大切だということです。

 

カールもこの閉店してしまう飲食店も、

「リピート策を講じてこなかった」ということです。

 

つまり、提供する側が1度でも利用してくれたお客様に対して、発信をし続けて来なかった結果が閉店(販売終了)に繋がっているのです。

 

お客様の問題ではなく、全てこちら側の問題なのです。

 

 

 

今日のまとめ

 

➀お客様は待っていても絶対に来ません。

 

➁料理が美味しかったからリピートするわけでもありません。

 

③こちらから再来店するような仕掛けを、常に発信し続けるからこそ、リピートするのです。