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こだわりのお洒落なカフェは何故3年以内に閉店してしまうのか?飲食店の販促をアラフォーオヤジ目線で「おもしろおかしく」考えてみる(通称「オヤジ販促」)

飲食店を2店舗経営しています。POP制作などの販促やオヤジギャグを担当しています。私が作ったPOPやオヤジギャグを参考に飲食店の販促について「おもしろおかしく」オヤジ目線で考えます。

売り上げをアップさせるPOPの作り方 5つの必須ポイント

先日ご紹介した壁面の黒板がリニューアルしました。私のアドバイスで店長が書き直してくれました。

 

こちらが「ビフォアー」です。

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こちらが「アフター」です。

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確実に良くなっていますね。

ビフォアーは30点です。アフターは60点と言うところですね。

でも確実にアフターの方が注文率は高くなるでしょう。

改善点は沢山ありますが、まずはこれでしばらく様子を見て、更に改善しようと思います。

 

「売り上げをアップさせるPOPの作り方 5つの必須ポイント」を紹介します。

 

➀見やすい

どうしても店側からすると、こだわった商品の場合、伝えたいことを沢山書いてしまいます。これは逆効果です。お客様は「POPを見ない・読まない・信用しない」ということを前提に作ってください。文字数が多いと、それだけで読みません。出来るだけシンプルを心がけてください。そして専門用語は使わない。中学生でも理解できる言葉をチョイスする。そして字は下手でも良いから丁寧に書くこと。

 

アフターの黒板だと「パワーサラダ」という聞き慣れない単語があります。これは流行に敏感な人なら分かりますが、そうでない人には伝わらないでしょう。それを補う改善が必要ですね。

 

➁写真やイラストがある

これはとても重要です。先ほどもお伝えしましたが、お客様は「POPを見ない・読まない・信用しない」のです。ならば、写真やイラストを載せることによって注目度を上げ、イメージをしやすいようにするべきです。SNS(例えばTwitter)のタイムラインを見てても、文字だけのものより、写真が載っている方が見ませんか?

 

アフターの黒板だと、「苺入りスパークリングワイン」のイラストが「ボトルとグラス」になっています。この商品のウリは「苺」です。だったら苺の写真またはイラストを載せるべきですね。打ち出しポイントがずれています。

 

③ご利益が書いてある

「この商品を食べると(あるいは飲むと)こんな良いことがありますよ」ということが「ご利益」です。これが一番重要なポイントです。私たちは「美味しいものを食べたい」というよりは「美味しいものを食べた後の結果」を重視するからです。例えば「痩せる」「お通じが良くなる」「肌がきれいになる」など。

 

ユニクロのテレビCMが参考になります。「スペック(機能性)」「バリエーション(色)の豊富さ」と「安さ(コスパ)」を訴求するだけでなく、例えば「ブラトップ」のCMの場合だと「私を一番軽くする服」というキャッチコピー、これが「ご利益」です。

 

アフターの黒板だと、左のカテゴリーの下の赤文字の部分です。正直、この部分がまだまだ弱いです。

 

まず、ドリンクの「恋の予感」というのは、もし私が書くなら「マジで恋する5秒前」とします(古いネタを持ってきて、クスっと笑わせるのが私の定番 ←オヤジ発想)。

 

次にサラダの「世界が注目するトレンドアイテム」というのは、「健康志向のセレブ達が毎日食べている今大注目のサラダ!!」とします。

 

ピザの「世界3大スープの1つ!あと2つ言えます?」というのは悪くないです。お客様に問いかけているので、注文の際に会話が生まれるきっかけが出来ます。会話が生まれると、他の商品もお勧めしやすくなりますからね。もし私だったらこのフレーズの後に「実は世界3大スープって4つあるんです」と書きます。こういうのって興味をそそりませんか?(気になる方は調べてください)

 

最後にデザートの「小野さんとこの仙波豆腐使用」というのはいうのは説明不足です。小野さんというのが誰だか分かりませんし、仙波豆腐が豆腐だと言うのは分かりますが、仙波というのが何だか分かりません。実はこの豆腐、超有名豆腐なのです。豆腐業界では知らない人はおそらくいませんし、実際有名な料亭などでも多く使われています。もちろん、めちゃくめちゃ美味しい。でも、この豆腐店の近くに住んでいる人だって知らない人もいるのです。私だったらどうするか?この豆腐は一丁330円するんです。普段食べるスーパーの豆腐は100円以下ですよね。だとしたらこの仙波豆腐がいかに高級かをアピールします。例えば「1丁330円の超高級豆腐を贅沢に使用!」なんていうのはどうでしょうか?

 

④希少性がある

期間限定、数量限定のように「今だけ」というのはみんな飛びつきますね。「何故今この商品を頼む必要があるのか」という理由が書いてあることが大切です。

アフターの黒板にはこれが書いてありませんね。改善が必要です。

 

⑤黒板が見やすい目線の位置にある

これは意外と盲点かも知れません。仮に良い内容の黒板が書けても、お客様の目線になければ、全く届きません。黒板が存在しないと同義です。黒板を設置するときは必ず、自分も席に座って見え方をチェックしましょう。スポット照明もちゃんとつけてくださいね。暗かったら見ませんよ。

 

さて、皆さんのPOPはどうでしょうか?本当はまだまだ細かいポイントがあるのですが、今回は特に最低限必要な重要ポイントだけを書きました。ぜひ参考にして下さいね。