口コミが起こるヒット商品の作り方は5つしかない
今、夏の季節商品の試作をしています。良いもの(つまり売れそうなもの)が出来そうです。今日は売れる商品の開発方法を紹介します。ポイントさえ押さえれば、実は意外と簡単です。
私たちは「美味しいもの」に出会ったときに、誰かに伝えたいと考えます。友達に直接伝えたり、インスタグラムなどのSNSを使って不特定多数の人に発信したりします。
でも、「美味しい」「ウマい」という表現以外に、グルメリポーターのような言葉で表現出来ないのです。
きっとあなたもそうでしょう。仮に飲食業界で働いていたとしてもです。
以前このブログで紹介した「経営者と職人の違い」について書いたことと関係してきます。まだ読んでいないよという方は下記のリンクからぜひ読んでみて下さいね。
2017-04-24から1日間の記事一覧 - 飲食店はPOPを作って売上・利益を上げていきましょう!飲食店の販促について考えるブログ!
2017-04-28から1日間の記事一覧 - 飲食店はPOPを作って売上・利益を上げていきましょう!飲食店の販促について考えるブログ!
さて、どういうことかと言うと・・・
ただ単に「美味しい」と言うだけではヒット商品は生まれません。
SNSで発信してもらえるような仕掛けをすることが大切なのです。
それではヒット商品を作るにはどういう仕掛けが必要なのか?
ヒット商品が生まれる仕掛けは次の5つしかありません。
➀ボリューム重視
大きい、量が多い、はみ出ているなど。古典的で、従来から良くあるパターンですね。「ラーメン次郎」が典型的です。みんなスマホで写真を撮ります。ただし、このパターンは客質が悪くなることが往々にしてあります。注意が必要です。
➁動き重視
動画を取りたくなるような、動きのある演出。客席でスタッフが盛り付けをして商品が完成するなど。最近だと「ラクレット」や「チーズタッカルビ」なんかはインスタやユーチューブで検索するといくらでも出てきます。今一番ホットな打ち出し方です。
③盛り付け重視 「カワイイ」「オシャレ」
写真を取りたくなる盛り付け。主に若い女性向けですね。スタバのドリンクもそうだし、カフェの盛り付けなんかもそうです。ラテアートは典型的ですね(最近は3Dラテアートもあります)。ただし、このパターンは客単価が低くなる傾向にあります。
④値段重視 「極端に安い」または「極端に高い」
採算度外視で安くするパターンだと、高級食材をジャブジャブ使っているのに、安く提供する「俺の〇〇」がそうです(最近は人気に陰りが見えますが…)。逆に付加価値を付けてめちゃくちゃ高くするパターンだと、コーヒーの「コピルアク」がそうです。何とコーヒー1杯8000円前後で売っています。当店でも梅酒1杯1500円のものもありますが、月に2~3杯出ます。ただし、「極端に安い」場合、客質が悪くなる場合が往々にしてあります。注意が必要です。
⑤上記のコンボ
下記の写真は当店で今試作中の季節限定リゾットです。こんなビジュアルだったら写真を撮りたくなりませんか?当店は女性しかターゲットにしていないので、常に女性ウケする商品作りを心がけています。ちびまる子ちゃんの花輪君をイメージしてみました?!
今日のまとめ
ヒット商品には、ちゃんとヒットする理由がある。
「美味しい」だけでは口コミは生まれない。
「ビジュアル」が最も大切!