こだわりのお洒落なカフェは何故3年以内に閉店してしまうのか?飲食店の販促をアラフォーオヤジ目線で「おもしろおかしく」考えてみる

飲食店を2店舗経営しています。POP制作などの販促やオヤジギャグと飲酒を担当しています。私が作ったPOPやオヤジギャグを参考に飲食店の販促について「おもしろおかしく」オヤジ目線で考えます。

POPってとっても重要⑥ ご利益は何か?

今日は自宅のリフォームについて工務店の方を打ち合わせをしました。

もう、かれこれ私が生まれる前に建てた家なので、築40年以上経っています。

まあ、色々なところが壊れ、その度に直したり、見ないふりをしてみたりでした。

子供も2人産まれ、さすがにもう駄目だという結論にいたり、リフォームを決心したのです。

 

さて、私は家をリフォームしてもらうことに対してお金を払うのでしょうか?当たり前じゃないかという声が聞こえてきますね。ある一面からするともちろんその通りです。

 

一方、違った面から見ると、リフォームすることで「得られる現象」にお金を払っているともいえます。例えば「子供たちの成長にプラスになる(ボルダリングもつけたり、秘密の部屋を作ろうと思っています!)」「私たちの老後の暮らし安さが向上する」「将来、親の介護に新しく部屋が必要になるかもしれない」「友達を招いてホームパーティが出来る」というように色んな良いことがあります。

 

つまり「得すること」=「ご利益(ごりやく)」に対してお金を払っています。

 

私たち飲食店に置き換えると、「美味しいものを食べてもらいたい」という思いは提供する側としては当たり前です。私たちのような多くの小さな飲食店のオーナーはそこばかりに注力してしまうのです。実は「お客さんは、それを食べるとどんな良いことがあるのか?」ということを(無意識かも知れませんが)気にかけているのです。提供する側とされる側の意識の違いに気付くとビジネスの色々なヒントが見えてきます。

 

結論を言います。「これを今食べると、こんな良いことがあるよ」ということがお客様に伝われば、購買につながるわけです。

 

次回は私が作ったPOPを実際に取り上げながら、もう少し細かく見ていきたいと思います。