正直いろいろあって疲れたよ。でも今以上にもっともっと楽しく行きますよ!!!!
うん、いろんなことがあって、正直少し疲れています。近いうちに報告できるのではないかと思います。僕らのような土着のスモールビジネスがどうしたら生き残っていけるのか?本当に考えさせられる今日この頃でございます。
飲食店グルメサイト(ポータルサイト)の有料会員とアフィリエイトについて
飲食店グルメサイト(ポータルサイト)の代表格として以下の3つがあります。
①ぐるなび
②食べログ
③ホットペッパーグルメ
私たち飲食店を経営するものとして、このサイトのどれか(あるいは複数)に登録しているケースが大半だと思います。
もちろん有料です。
ぐるなび⇒月額50,000円(税抜き)~
食べログ⇒月額25,000円(税抜き)~
ホットペッパー⇒月額18,000円位(税抜き、エリアによって異なる)~
上記以外にも、楽天やYahoo!、レッティなど多数存在します。
私たち飲食店の有料会員はこれらのサイト経由でネット予約が入った場合、「送客手数料」なるものを払っています。
例えば、
ホットペッパー ⇒ 予約1名×50円
今年の6月にネットでこんな話題がにぎわしました。
この記事を見たネットユーザーのコメントに事実と違うことが多いので、改めて指摘しておきますが、ネット予約で店側に送客手数料が掛かるのはあくまで「食べログの有料会員」だけです。有料会員ではない店舗はそもそもネット予約出来ませんから、送客手数料が発生することはないのです。だから、勝手に載せられて金をとられることはありません。
食べログは「口コミサイト」と思っている方も今だに多いかと思いますが、実際は「有料の広告サイト」です。口コミはその一部の機能でしかありません。なので、検索して出てくる店の掲載順位も有料会員(もちろん高額会員)から優先して出てきます。
では、有料会員(つまりネット広告主)である店側が負担する送客手数料は一体どこに行くのでしょうか?その一部が予約した幹事に入ります。
ぐるなび送客手数料(店負担) ⇒ 予約した幹事に 予約人数×100円
食べログ送客手数料(店負担) ⇒ 予約した幹事に 予約人数×50円
ホットペッパー送客手数料(店負担) ⇒ 予約した幹事に 予約人数×50円
つまり、「予約する幹事が得をする」から「ぜひ当サイトで予約してね」ということです。予約人数が多ければ多いほど、幹事が儲かります(自分の飲み代が安くなる)。
店側の視点に戻ります。
例えば、食べログでネット予約したお客様が4名で来店したとします。
ということは「4名×200円で送客手数料は800円」になります。
グループ合計のお会計金額が8000円だったら、10%引きと同じということです(4000円だったら20%引き!)。
つまり、客単価の低い店ほど送客手数料の負担割合が大きくなる(損をする)システムなのですね。
客単価が10000円の高級店でも2000円の大衆店でも同じ200円の送客手数料なのです。
(うん、アホくさ)
さて、本題に戻ります。
実はその送客手数料の一部はアフェリエイターに流れているのです。
例えば、あるアフィリエイトサイトではこんな感じです。
ぐるなび ⇒ 予約1件×95円
食べログ ⇒ 予約人数×50円
ホットペッパー ⇒ 予約1件×100円
こうして一連の流れを考えてみると、何だかバカらしい気もしてきます。
「飲食店探しをするエンドユーザー」にとってネットで検索・比較できるグルメサイトは非常に便利です。
一方、飲食店側から考えると、資金力のある店舗にはメリットが大きいですが、資金力に乏しい店舗には非常に厳しいなあと思うのです。
つまり、本当に良い店舗なんだけれど、今は資金力に乏しいスタートアップしたばかりの店舗が日の目をみないことが多いのもまた事実なのです。そしてそういう店は当然潰れていきます。これが現実です。
人手不足と移民受け入れについて考える ~民主主義とグローバリズムの弊害~
今や、コンビニや飲食店で外国人スタッフを見るのが当たり前になってきています。
生産年齢人口の減少による、深刻な人で不足。
時給を上げても人が集まらない。
私たちの業界だけではありませんが、本当にしんどい時代です。
もちろん私の店も例外ではありません。
なぜ、企業側は政府に対し、外国人労働者の受け入れを要請するのか?
もちろん人手不足だからです。
そして、もうひとつ大事な視点があります。
単純労働の外国人は「賃金が安い」からです。
日本人は人口減少に伴い、時給を上げても集まらない。
じゃあ、「外国人を使えば人手不足も解消し、賃金も安い」から一石二鳥じゃん、と考えているのです。
これは非常に危険な考えです。
短期的に見れば、たしかに賃金の安い外国人を雇うと人手不足も解消するし、賃金の高い日本人を雇うよりも利益が出るわけです。
そりゃあ、企業側からしてみれば、外国人労働者バンザイですね。
でも中長期的に見ると確実にマイナスです。
今まで積極的に移民を受け入れていた欧州は、既に移民排斥の方向に動いています。
欧州の場合、宗教的な問題もあるので、単順に日本の場合と比較は難しいですが、いずれにせよ日本は世界の潮流から逸脱しています。
私は「外国人が嫌いだ」「外国人出ていけ」と言っているわけではないです。
私の友達にも在住外国人はいますし、例外なくみんな良い奴らです。
ポイントは「人手不足の問題を外国人で解決するな」ということです。
今まで100の仕事を3人でしていたのに、その100の仕事を2人でやらなければならない。
これが人手不足ですね。
この足りない1人を外国人で補うのではなく、100の仕事を2人でこなすにはどうしたら良いかを考えることが重要なのです。
ここに投資をすることでイノベーションが起こり、一人当たりの生産性向上に繋がるわけです。
「生産性の向上」とは、すなわち「所得の増加」とイコールです。
100の仕事を3人ではなく、2人で出来るようになったら、給料が1.5倍です(もちろんこんなに単純なわけではないですが… )。
このことに気が付いてほしいのです。
菅さんも安倍さんも間違いなくこのことに気が付いている筈です。
だって、こんな単純なことはちょっと勉強した中学生でも分かるレベルですもん。
でも、自民党の支持基盤の産業界からの要望は断れないのかなあ。
今の企業は「今だけ、カネだけ、自分だけ」になってしまっているのだろうな。
まさにグローバリズムの弊害。
生産性向上だけを考えれば日本経済は大復活する シンギュラリティの時代へ
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付加価値をどれだけつけることが出来るのか?それが一番大事(マンブラザーズバンド)
私、今日は休み。
と言っても、店頭にいないだけで、セミナーに参加しておりました。
店頭にいなくても、基本的に仕事しています。
今回参加したセミナーはとても考えさせられるものでした。
何がって?
ブログタイトルの通り、「付加価値をどれだけつけることが出来るのか」ということがいかに大事かを改めて(強烈に)実感したからです。
以前(1年以上前)、このブログでこんなものを書きました。
読んでない方はぜひ読んでください。
私たちのような小さな飲食店は「付加価値をプラスして、売価をどんどん上げていく」のがセオリーなのです。決して、安売りをウリにしてはいけません。
この考え方を今日のセミナーで改めて実感した次第です。
さて、今日のセミナーの講師は誰だったでしょう?
はい、この方でございます。
ここのガトーショコラは色んなところ(メディア等)で目にしていたので、行ったことはありませんでしたが知っていましたし、マーケターなら当然チェックしている店です。ここに書いてある記事が全てですね。今日のセミナーもほぼこの記事の通りです。
このお店は新宿御苑にあるのですが、18坪のお店です(えッ!私の店と変わらないよ)。
では、年商はいくらでしょうか?
ヒント:1本3000円と超高額ですが、ガトーショコラだけのテイクアウト専門店です。
何と、ビックリ、、、、
年商3億円(今期予測)だそうです。
ん?何を言っているのかな?ゼロが二つ三つ多いのでは?
いや3億です。300,000,000円です。
ゼロが多すぎて良く分からないレベルです。
つまり、、、
年商3億円 ÷ 1本3000円 = 年間売上10万本!!
年間10万本 ÷ 営業日数300日 = 一日当たりの販売本数333本!!
まさに、ファンタジーの世界です。全く理解できません。
さらに凄いのは、、、
良いですか、皆さん、ビックリしますよ。
「レシピ」も、使っている「素材」も公開しているのです。
え?????
つまり誰でも同じものを作ることが(物理的には)可能だということです。
しかも、従業員は4名だそうです(ほぼ店にはいない社長は除く)。
そして、ネット通販は更に高いです(4860円、つまりECサイトや運送業者へ払う手数料等は消費者負担ということになるよね?)。
つまり、それくらい「付加価値」というのは重要だということです。
そして、何より私たち「経営者のマインド」がとても重要だということ。
「安くしないと売れない」と言うマインドの経営者
「高いから売れるんだ」と言うマインドの経営者
180度真逆ですね。
あなたはどっちが良いですか?
今後、日本の人口は減っていきます。これは確実です。
人口が半分になったら、単順に考えても売上は半分になるのです。
(これをインバウンドで補おうとういうのは幻想だと私は思っています)
私は迷わず後者を選びます。
あなたはどうしますか?
PS.石原明さんというコンサルが良い本を書いています。ぜひ読んでみて下さい。
まあ、野菜が高騰してるなあ。まあ、儲からないわよ。うんうん、だったらどうするか?必至で考えるわけです。
昨今の異常気象による農作物不作からくる供給不足。店頭価格の高騰。こればっかりは飲食店側からすれば、どうしようもない。当たり前だが、天候相手じゃあ価格コントロールなんかできないもんね。
飲食店を経営するうえで、不安定な仕入れ価格を容認出来る程、余裕はないはず。だとすれば、そういった天候リスクを常に抱えた「野菜」をウリにするのはデンジャー、ハイリスクだと思うのです。だったら、肉か?となりますが、肉は肉で狂牛病や鳥インフルエンザなどもあるわけです。どっちもどっちかあ、うーん、難しいなあ。
飲食店は悩みが絶えないのです。キ―――――!
だからこそ、飲食店は「ドリンク」に活路を見出すべきなのですよ。
次回は当店が取り組んでいる「ドリンク」をご紹介しますね。
お楽しみに!!!!!!!
久しぶりにpopを公開してみます。
9月から秋冬メニューがスタートしました。
今回もたくさんのpopを作ったわけですが、一部を公開します。
皆さんの意見をどうぞ聞かせて下さいね。
楽しみにしております。
まずはコレ。
「五感を刺激する」文言を入れてみました。
視覚、聴覚、味覚、触覚、嗅覚のことです。
これらを念頭に置いたワードはとても大事です。
日本人は特に見た目(視覚)と香り(嗅覚)を重視する傾向があります。
この2つをぜひ入れましょう。
次のpopはコレです。
日本人は「そのまま」を好みます。
所謂、「素材の味」というやつデス。
何故か、味付けをすることを嫌います。
(男性は女性の「すっぴん」に興味津々です。面白いですね。根っこが同じです)
今回のドリンクも、苺とマンゴーがどーん来るように仕上げてみました。
さあ、結果がどうなるか楽しみです。
皆さんは今回のpopを見てどう感じましたか?
オーダーしてみたいと思ったかしら?
ぜひ、みなさんのご意見も聞かせて頂けると嬉しいです。
個人店は巨大チェーンから学ぶべきなのね。ホントコレな。
どうもこんばんは。
飲食店はそろそろ秋メニューのデビュー時期になりますね。
試作やメニューブック作りに忙しいかと思います。
もちろん私も最近毎日徹夜の日々が続いております。
私たちのような小さな店舗は、POPやメニューブックを作る専属の部隊がいるわけではありません。
店にも出るし、仕入れにも出るし、販促もするし、メニュー開発・写真撮り・POPやメニューブック作りの全てを一人でやっている方も多いのではないでしょうか?
ご苦労様でございます。
さて、先日、皆さんに役に立つであろう記事をいくつか見つけたのでリンクを貼っておきますね。一昔前までは、こういう記事は専門書や業界新聞を読まない限り、知ることがなかったものです。インターネットというのは本当に優れものです。今ではタダでいろんなことが知ることが出来るのです。ありがたや。
こんな記事です。ぜひ読んでみて下さいね。
マーケティングがいかに大事か?
良く分かる事例ですね。
自分の店のターゲットは一体誰なのか?
そして、そのターゲットに対して、適切な媒体を使って、適切なタイミングに販促が出来ているのか?
ただ、鳥貴族や串カツ田中って巨大チェーンですが、先陣を切って色々チャレンジしているから、スゴイよなあと思うのです。
「とにかくやってみる。ダメなら修正すれば良し」
私たち個人店が多いに見習わなければならない点ですね。
反省。。。。
読んでいる本の紹介んとう
良く聞かれることがある。
「どんな本を読んでいるのですか?」
「どんな音楽を聞いているのですか?」
まあ、良く聞かれる。
何を意図して聞いてくるのか不明でなのだ。
いや、本当はその意図が分かっているのだけれどね。
この手の質問の意図は2パターンしかない。
①ただの話題作り、会話のきっかけ作り
これは天気の話と同じパターンだ。
「今日も暑いですね~」というアレだ。
この場合は私は「忙しくて最近全然読んでないですよ(聞いてないですよ)」と適当に答える。
まともに答えたとしても意味はない。
何故なら、私が読んでいる本や、聞いている音楽には興味がないのは明白だからだ。
そして、この程度の質問しかできない人と(くだらない)時間を共有するほど、私は暇ではないのだ。
②本当に何の本(音楽)か気になる場合
まあ、まれにこういう場合もあります。
もちろん、こういう前向きな人には正直に教えます。
ただ、絶対に貸しませんよ。
貸したって読まない(聞かない)からです。
過去さんざんこういうことがあったから、断言します。
絶対に読まないし、聞かないです。
私も人から本やCDは借りません。
何故か?
「自腹」でないかぎり、読まないし、聞かないし、身につかないからです。
「身銭」を切らない限り、何かを学ぼう、何かを得ようとしないのです。
そんな私がおススメする本を今回特別に紹介します。
マーケティングの初歩が分かりやすくまとまった小説スタイルの本です。
もちろん、私は「買って」読んでいますから、当然持っています。
でも貸しません。あなたも「買って」読んでくださいね。
このシリーズは小説としても秀逸で面白いです。
大学生には実感として沸かないから、理解できないかな。
その一方、社会人の営業マン畑の人にはきっと面白く読めるハズ。
次はコレ。
あっ、作者が一緒やね(読み終わった後に気付いた)。
飲食業界の人はぜひ読んで欲しい(もちろん自腹で)。
あとは、うんそうだなあ、、、
なんだかんだ言ってドラッカーは偉大なんだな。
今回はマーケティングや経営の初心者向けのもの(かつ、小説スタイルで読みやすい本)をピックアップしてみたのだけれど、よくよく考えるとこの本に書かれれていることって、本当に経営の軸になる部分なんだよなあ。今、数年ぶりに読み返してみても為になる本です。これからもきっと読み返す本だと思います。
今後も折に触れて、こういった形で私が読んでいる本を紹介していきたいと考えています。
自分(会社)の将来のために、今いかに投資するかという問題なのだ。
言い訳ばかり探してしまう経営者
また、当店の近くの飲食店が閉店しました。
カウンターがメインで、コック服を着たシェフがお客の目の前で肉を焼くスタイルの店です。
以前、この店のオーナーと話す機会がありました(閉店する半年くらい前かなあ)。
商店街の会合でのことです。
オーナー曰く、店の売上が激減していて困っているとのこと。
原因は
①ビルの改修工事中で足場が組んであり、店の視認性が悪くなって客が減った。
②車の通りが多いにもかかわらず、店の前の通りに信号がない。
信号がないから、通りの反対側からのお客がこちら側に渡って来ない。
こんなことを延々と商店街の会長に訴えているのです。
終いには「信号をつけて欲しい」とまでいうわけです。
この時、私は「ああ、この店は近いうちにダメになるだろうな」と思いました。
案の定、閉店です。
売り上げが悪い原因を、「自分以外の何か」のせいにしてしまう。
オーナーがこれを言い出したら、危険信号です。
天候のせい、ライバル店のせい、商品のせい、スタッフのせい…
これを言い出したらキリがありませんね。
私も経営者ですから、確かにそう思いたい気持ちも痛いほどわかります。
売り上げが悪い日はやっぱり落ち込みます。
しかしながら売り上げが悪いのは「経営者である自分の責任」だと思っています。
自分の行動(つまり販促)が足りないから売り上げが悪いのです。
あと50万円、100万円売り上げを上げるためには、何をしたら良いのか?
ネット広告を打つのか、チラシを打つのか、クーポンを配るのか、イベントを開催するのか…
どうやって目標の客数を集めるのかを真剣に考えて計画する。そして行動する。
経営者ってホントにつらいなあ。
すべて結果責任です。
極端な話、ビジネスなので、遊んでいても(たまたま)上手くいけば称賛され、どんなに頑張っていても失敗すれば叩き落される。
まあ、そんな世界です。色んなリスク背負ってやってます。
いかん、いかん、愚痴っぽくなってるなあ。
愚痴ってたら、自分もそういう人間になっちゃうから、もう愚痴止めます!
ホリエモンが解決しくれるらしいです。
ありがたい本です。おススメです。
人手不足倒産について考える ~生産性向上だけが残された唯一の道~
人手不足で倒産。
笑えないです。こんな悔しいことはないでしょう。
ご存知の通り、生産年齢人口が減っているからですね。
今後も加速度的に減っていきます。
全ての業種において人手不足が深刻化していくのは必然です。
飲食店もどこもかしこも「スタッフ募集中」です。
僕のところは現状何とかなっています。
先手を打って、社員をひとり増やしたからです。
でも今後はどうなるかは不明です。
解決方法はひとつしかありません。
一人当たりの生産性を向上させる。これだけです。
今まで、3人で回していたのを2人で回す。
1時間かけていた仕込みを30分にする(あるいはゼロにする)。
一人当たりの生産性を向上するためにどうするか?
オペレーションを見直す。
メニュー構成を見直す。
そして、一人当たりの生産性が向上するとどうなるか?
給料が上がるということです。
経営者は「生産性」に関して、常に意識して実践していかなければならないんだなあ、と改めて強く実感した次第です。
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生産性向上だけを考えれば日本経済は大復活する シンギュラリティの時代へ
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